kikuta@dev:~$cat ./notes/copy-errors-for-ai.md
AIにエラーを渡すとき、エラーメッセージだけでは足りない
ファイル、位置、周辺コード、テスト差分まで含めて渡すことで、修正の往復を減らすための考え方。
エラー文字列は原因ではなく結果
TypeScriptのエラーやテスト失敗をAIへ貼り付けるとき、メッセージ一行だけでは複数の原因候補が残ります。同じエラーでも、どのファイルのどの式で発生したか、呼び出し側が何を期待しているかによって修正は変わります。
最低限、ファイル名、行番号、エラーコード、対象コードをまとめると、最初の応答から具体的な修正へ進みやすくなります。テストならexpectedとreceived、失敗したテスト名も重要です。
情報は多ければよいわけではない
ターミナル全体をそのままコピーすると、関係のないログや成功したテストまで混ざります。必要な情報を落とさず、不要な部分を減らすことが重要です。
似たエラーが大量に出ている場合はグルーピングし、根本原因になりそうなものを先に見せます。AIのためだけではなく、人間が貼り付け前に確認しやすい形式であることも、誤った情報を送らないために役立ちます。
小さな自動化を繰り返し使う
この作業は一回あたり数十秒でも、開発中は何度も発生します。そこでEasy Copy Errorsでは、診断情報やVitestの失敗結果を整形してコピーする処理をコマンド化しています。
大規模なエージェントを導入する前に、入力データをきれいにする小さなツールを用意するだけでも、AIとの往復回数は減らせます。開発者向けツールでは、こうした細い摩擦を見つけることが機能追加と同じくらい重要です。